PLCのデバックの時に使うちょっとした小技
ちょっと休憩がてらに
PLCのデバックの時に使う、ちょっとした小技をちょっと紹介したいと思います。
デバック時に入力モジュールの直接入力を、強制的にONできる小技があります。
プログラム上でコイルに入力Xを割り当てます。
それをSM400等の常時ONの接点などで強制的にONさせます。
そうすると以降のスキャン上ではあたかも、外部入力Xの接点がONしたかのように振る舞います。
デバック時に直接入力がないとリフレッシュ時に入力がOFFとなるため、実際の挙動かどうかわからなくなります。
それが嫌なのであえてスキャンの一番上で、強制ONさせてデバックしたりしていました。
地味に便利なので初耳でしたらお試しください。
ただデバック回路は必ず消して出荷してください。
残った回路が悪さをして、意図したインターロックが機能しなくなったりします。
iQ-works3で使うとこんな感じです。
デバックモードですが、実機でもこのやり方はできました。
丸
現場調整の時に他設備との取り合いができないときとか使ってました。
当然ですが、忘れずに回路を直す必要があります。
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