マテリアルハンドリングメーカー紹介:就活生・転職者向け解説

ダイフク(Daifuku Co., Ltd.)

業界最大手であり、世界TOPクラスのマテリアルハンドリングメーカー。

自動倉庫、物流センター向けシステム、半導体製造工場向け搬送装置、自動車工場の生産ラインなど幅広い領域をカバーする総合力が強み。

【規模感】

・売上高:約1兆2,000億円前後

・営業利益:約1,000〜1,300億円(利益率 約9〜11%)

・従業員数:約13,000名

【働く魅力】

・海外案件が多く、グローバルに活躍できる環境が整っている

・大規模システムを手掛けるため、工場や物流の“仕組み”を大きく動かす手応えがある

村田機械(Murata Machinery / Muratec)

製造業と物流の両面から産業を支える総合エンジニアリング企業。

繊維機械、工作機械、自動倉庫・搬送システムなど複数の主力事業を持ち、顧客工場へ深く入り込み改善提案を行うスタイル。

【規模感】

・売上高:約4,000〜5,000億円

・営業利益:約300〜450億円前後

・従業員数:約9,000名

【働く魅力】

・腰を据えて技術を磨く企業文化

・製造と物流を横断して理解できる技術基盤が身につく

オークラ輸送機(Okura Yusoki)

コンベヤを中心とした物流設備の老舗メーカー。

食品・日用品・通販物流の自動搬送ライン構築に強みを持つ。

【規模感】

・売上高:約600〜800億円

・営業利益:約40〜70億円前後

・従業員数:約2,000名

【働く魅力】

・中堅規模のため、若手でも早期にプロジェクト管理に携われる

・お客様現場に密着した改善型の提案ができる

IHI物流システム(IHIグループ)

重工系エンジニアリングを土台とした大規模物流・搬送システムに強み。

特に空港手荷物搬送システム、鉄鋼・自動車工場向け搬送設備で存在感がある。

【規模感】

・売上規模(物流システム事業):1,000〜1,500億円程度

【働く魅力】

・国家インフラに関わる誇りとスケールの大きさ

・プロジェクトマネジメント能力が鍛えられる職場環境

海外大手メーカー例

・SSI Schäfer(ドイツ)…自動倉庫・ラックシステムで世界的ブランド

・Dematic(KION傘下 / ドイツ・米国)…AGV・WMS・自動倉庫などフルライン型

・TGW(オーストリア)…EC物流倉庫に特化したソリューション展開

外資系はロジック設計/システム統合/プロジェクト管理色が強い点が特徴。

業界で働くメリット

・EC拡大、労働人口減少により物流自動化需要が継続して伸びている

・自動車、食品、医薬品、通販、鉄鋼など顧客層が非常に幅広い

・“生産性の向上”という社会課題に直接応えることができる仕事

向いている人の特徴

・設備・工場・物流の仕組みが好きな人

・仕組みや工程を論理的に考えるのが得意な人

・関係者を巻き込みながら調整することに抵抗がない人

・長期的に技術と知識を積み上げられるタイプ

・打たれ強い人

まとめ

マテリアルハンドリング業界は、物流・生産現場の自動化需要に支えられた成長市場です。

就活生・転職者にとって、「大規模な仕組みを設計し、社会の生産性を支える仕事」ができる魅力的なキャリア分野といえます。

工場や物流に興味がある人にとっては、非常にやりがいの大きい業界です。

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