技術者目線で“その部署にいてはいけない”7つの兆候

20〜30代の技術者は、最初の環境選びで今後10年のキャリアが大きく決まります。

ですが、現場にいると「ここが普通なのかな?」と麻痺してしまい、本来なら早く抜けるべき環境に長く留まってしまう人が本当に多い。

ここでは、技術者として成長し続けたいあなたが、“その部署にいてはいけない”危険サインを7つ挙げます。

1つでも該当すれば黄色信号、2つ以上なら“即、異動か転職を検討すべき”レベルです。

① 技術よりも「属人芸」ばかりで仕事が回っている

「この装置はAさんしか分からない」

「このシステムは担当者の“経験”でしか調整できない」

こういう環境は、技術ではなく属人性で成り立っている証拠です。技術者としての成長は頭打ちになり、あなたは“誰でも置き換え可能な作業者”になっていきます。20〜30代のうちに、技術が言語化されており設計思想が共有されている。そして誰がやっても一定の品質に落ち着く。そんな環境に身を置くべきです。

② 「根性と残業」で乗り切る文化が当たり前になっている

本来は改善や自動化で解決すべき問題を、システム改善 → × 気合と長時間労働 → ○にして解決。こういう部署は成長しません。技術者に必要なのは「仕組みを作る力」。にもかかわらず、仕組み化ができない組織に長くいると、効率化のスキルが身につかないどころか、ブラック体質に染まってしまいます。

20〜30代の時間は有限です。その時間を「消耗」で浪費してはいけません。

③ 不具合の“真因”を調べず、場当たり対応しかしない

技術者として一番危険なのは、原因究明よりも“その場の火消し”が優先される文化。

「とりあえず復旧したからOK」、「なぜ起きたかは後で考える」

これを日常的にやっている部署は、技術レベルが永遠に上がりません。

真因追究ができない環境=技術者の価値が積み上がらない環境。あなたの市場価値も当然上がりません。

④ 年功序列が強く、若手が技術的判断を下せない

20〜30代でも現場の第一線に立てる環境は伸びます。逆に、若手はメンテだけ判断は必ず上の人間。提案しても「若いからまだ早い」。こういう部署は若手の挑戦機会を奪う組織です。若い技術者にとって一番重要なのは、**「自分で考えて、責任をもって判断する機会」**です。その土俵にすら立てないなら、環境を変えるのは当たり前です。

⑤ 技術が10年以上アップデートされていない

「昔ながらのやり方」がある。「ベテランの感覚で決めて若者が口を挟めない」。「そもそも最新の技術を学ぶ気が無い」など技術が止まった部署にいると、あなたの技術も止まります。

特に20〜30代は、他社技術、新素材、新しい解析手法、自動化、DX・AI・IoTなどの“外の変化”を吸収し続けるべき時期です。古い技術を維持するだけの職場にいては、キャリアの寿命が縮みます。

⑥ 仕事の粒度が “作業” ばかりで“技術”が身につかない

図面修正だけで設計させてもらえない。同じような検査だけしか出来ない。点検・保全のルーチンだけで業務が終わる。コピペ設計だけ。先輩の言った通りにするだけ

「仕事してる感」はありますが、技術者としての成長はゼロです。

20〜30代は、「業務」ではなく「技術」を積む時期。

設計思想、解析力、トラブル対応力、改善提案力、そういう“市場価値に直結するスキル”を伸ばせる部署に移るべきです。

⑦ 上司・先輩が明らかに疲弊していて、未来が見えない

技術者の未来は「先輩を見ればわかる」と言われます。常に疲れていて表情が死んでいる。技術より社内調整ばかり。仕事に誇りがない年齢だけ重ねて給料も役職も停滞する。技術更新に完全に取り残されている。これが数年後のあなたの姿です。

20〜30代のうちに環境を変えることが、

キャリアの“生存確率”を大きく引き上げます。

まとめ:自分の未来を守るために、環境を選ぶのは“正しい逃げ方”

部署を変える、転職する。

これは“逃げ”ではなく、自分の未来を守るための戦略的な判断です。

20〜30代の技術者は、技術を吸収できる環境です。また挑戦機会のある環境でもあります。更に最新技術に触れられる環境。そして若手でも成長速度を上げられる環境を選び取る権利があります。あなたが成長できない部署に価値はありません。

あなたの時間こそ、最大の資産です。

これらのことを踏まえて違和感を感じる職場であれば、身の振り方を考えるべきかと考えます。

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