物流輸送に使うパレットの国内規格・サイズ・種類

本資料は、物流・梱包・輸送現場で使用されるパレットの国内規格、サイズ、種類を体系的にまとめた教育資料です。

パレットとは

パレットとは、荷物を一括で積載・保管・輸送するための荷役台であり、フォークリフトやハンドリフトなどによる機械荷役を前提に設計された器材です。物流工程の「保管」「輸送」「積み替え」「積み付け」の効率化に寄与します。

パレットの基本構造

項目内容
片面使用型上面のみ板、下面桁のみ。軽量で安価。
両面使用型上下に板。強度が高く反転可能。
二方差し2方向からフォーク差込。
四方差し4方向差込。倉庫作業効率が高い。
スキッドタイプ底板なし簡易構造。
ボックスタイプ側面・蓋付き。輸出梱包向け。

国内の主なパレット規格サイズ(JIS Z 0602)

呼称寸法(mm)用途
A式1,100 × 1,100国内一般物流
B式1,100 × 800欧州互換、輸出向け
C式1,200 × 1,000ISO規格互換、輸出向け
D式1,000 × 1,000工業製品等
E式1,200 × 800欧州規格互換

国内では1100mm角が標準。

国際規格との対応

地域サイズ(mm)備考
日本1,100 × 1,100国内標準
北米1,219 × 1,016GMA規格
欧州1,200 × 800ユーロパレット
アジア1,100 × 1,100普及拡大

材質別種類

・木製:汎用・安価、修理可能、輸出時燻蒸必要

・プラ製:衛生・耐久、食品・医薬向け

・金属製:高強度、重量物向け、コスト高

・紙製:軽量、ワンウェイ輸出向け、環境配慮

選定基準

・荷重条件:静荷重・動荷重・ラック荷重

・作業環境:冷凍・高温・屋外

・衛生性:木製不可分野の確認

・輸送:国内か輸出か

・総コスト:寿命コスト含む

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