余命10年の新聞 その2 ABC部数とは

ABC部数とは

ABC部数とは一般社団法人日本ABC協会が認定している新聞社、雑誌社の販売部数を表します。

つまりどれだけ新聞が売れているのか(売れなくなっているのか)がわかる数値となっています。

最新の情報を入手するには費用が必要ですが、基本新聞の部数は下がり続けています。

一般人レベルでは半年前程度の情報がわかる程度ですが特に問題はありません。

(新聞印刷工場向け装置の技術者の端くれでしたが、困ったことは一度もありませんでした。)

2023年7月度のABC部数は以下となります。

朝日新聞:3,636,675(-484,565)
毎日新聞:1,659,153(-226,010)
読売新聞:6,295,920(-464,491)
日経新聞:1,473,712(-230,103)
産経新聞:951,020(-62,663)

夕刊が無くなるのは時間の問題です。

10年後には消滅してもおかしくない減部数のペースで激減しております。

朝日新聞の部数減は特に顕著で、地域によっては(東海3県、北海道)で夕刊を廃止しています。

2〜3年後には朝日新聞の300万部割れは確実で、夕刊そのものを廃止するでしょう。

上記のABC部数から単純に同じ数だけ部数が減ったと仮定して作成したグラフです。

単純計算で概ね10年後にはマイナス(つまりなくなる)となります。

無くなること自体考えにくいですが、ほぼほぼ無くなるでしょう。

丸

紙媒体の新聞はもって10年

その後はアンティークのような存在になるでしょう。

丸

少し悲しいですが・・・・

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